俳優で歌手の夏木マリさんがデビュー50周年を記念した音楽会を16日、開設100周年の東京都千代田区の日比谷公園大音楽堂(野音)で開いた。俳優仲間や親しい音楽家も登場し、華やいだ屋外ショーが繰り広げられた。
歌い出しはブルースの名曲「クライ・ベイビー」。憧れの歌手、故ジャニス・ジョプリンの代表歌を、日本語で情熱的に歌うと、観客から大きな声援と拍手が起きた。
ギタリストの高中正義さん、俳優の上白石萌音さんら多彩なゲストとも共演。久保田利伸さんは夏木さんのヒット曲「絹の靴下」をファンク風にして披露し、会場を盛り上げた。
最後は出演者がそろって「プラウド・メアリー」を大合唱した。