シーガルズとファン 楽しい思い出 岡山で感謝会 玉入れや青白戦

ファンと一緒に玉入れを楽しむ岡山シーガルズの選手たち=岡山武道館

 バレーボールV1女子の岡山シーガルズは16日、岡山市の岡山武道館でファン感謝会を開いた。選手とファンクラブ会員ら約400人が参加し、多彩なイベントを通じて交流を深めた。

 来場者と一緒に玉入れやリレーを行うミニ運動会、選手が2組に分かれて戦う「青白戦」が行われたほか、サイン会には長い列ができた。

 青白戦では、日本代表のレフト佐伯亜魅加が持ち味のパワフルなアタックを披露。ラリーでは互いに粘り強さを発揮し、会場を沸かせた。初めて感謝会に参加した高梁高2年の生徒(16)は「こんなに選手と近くでふれあえ、楽しい思い出ができた。今季の応援に行くのが今から待ち遠しい」と話した。

 昨季限りで現役を退いた元日本代表センターの及川真夢さん(27)の引退セレモニーもあった。

 昨季のリーグ11位から巻き返しを狙うシーガルズ。選手を代表し、川島亜依美主将は「10月開幕のリーグ戦で一つでも多く一緒に喜び合えるよう頑張ります」と決意を述べた。

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