
明治安田J2第35節第2日は16日、さいたま市のNACK5スタジアム大宮などで7試合を行い、20位のロアッソ熊本は最下位22位の大宮に3-0で快勝し、14試合ぶりの白星を挙げた。通算9勝10分け16敗で勝ち点を37に伸ばし、18位に浮上した。
熊本は負傷した主将のMF平川怜に代わり、MF伊東俊を7戦ぶりに先発起用。後半7分にシュートのこぼれ球をFW松岡瑠夢が左足で直接蹴り込んで先制した。30分にMF東山達稀のクロスが相手DFの足に当たってオウンゴールを誘って追加点。9分後にDF江﨑巧朗のシュートでダメ押しの3点目を奪った。
熊本の次戦は24日午後7時から、えがお健康スタジアムで栃木と対戦する。
◇熊本・大木武監督 大宮まで来てくれた600人超の熊本サポーターには感謝しかない。3点取って勝てて良かった。攻撃では良い仕掛けができて、守備では決定機をそんなに与えなかった。
◇大宮・原崎政人監督 0-3という結果が全て。熊本の方がアグレッシブで、自分たちがやりたかったプレーをできなかった。