台風14号あす1年 河川の濁り頻発、長期化

昨年の台風14号以降、土砂が流れ込み、光景が一変した小丸川上流。濁りが長引くようになり、アユが釣れなくなったという=美郷町南郷鬼神野

 昨年9月の台風14号の大雨で山林崩壊が相次ぎ、大量の土砂が流れ込んだ宮崎県内の河川で濁りが頻発、長期化していることが16日、分かった。台風襲来から18日で1年を迎えるものの、濁りは断続的に発生。アユの生息数が激減した河川や、水道水をつくる経費が増えるなど影響が広がっている。

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