大谷翔平、回復せず今季終了 右肘手術含めた医療措置へ

エンゼルスの大谷翔平(ゲッティ=共同)

 【アナハイム共同】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(29)は16日、今季の残り試合を欠場することが決まり、メジャー6年目のシーズンを終えた。8月に右肘靱帯を損傷。その後右脇腹を痛めたが回復せず、この日負傷者リストに入った。アナハイムの本拠地球場で記者会見したペリー・ミナシアン・ゼネラルマネジャー(GM)は「右肘は手術を含めた医療措置を可能な限り早く受ける。詳細は把握していない」と語った。

 右脇腹は15日のMRI検査の結果、炎症が治まっておらず、本人が今季を終える決断を下したという。大谷は11試合連続で欠場した同日のタイガース戦後に本拠地の荷物を整理していたが、16日の試合中にはベンチに久々に姿を見せた。

 今年は3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本の優勝に貢献し、大リーグでは2年連続で開幕投手を務めるなど投打「二刀流」でフル回転。ただ7月から両脚や右手中指のけいれんを訴えるなどしていた。

米大リーグ、ガーディアンズ戦を前にウオーミングアップするエンゼルスの大谷翔平=7日、アナハイム(共同)

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