下野新聞社旗争奪第76回全日本バレーボール高校選手権大会県代表決定戦(下野新聞社など主催)は16日、1次予選が開幕、県北体育館ほかで女子の1、2回戦22試合が行われ、フルセットの末に競り勝った高根沢などが3回戦に進出した。
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第2日は17日、県南体育館で男子の1~3回戦を行う。
【女子】▽1回戦 宇女2-0足利清風、宇短大付2-1大田原女、宇北2-0上三川、佐野松桜2-1清陵、石橋2-0那須、小山2-0足利南、鹿沼2-1黒磯南、宇南 棄権 小山南▽2回戦 宇女2-0栃農、さくら清修2-1小山西、鹿沼東2-1矢板東、佐野日大・白鴎足利2-0宇短大付、宇北2-0矢板、白楊2-0鹿商工、栃木翔南2-1今市、佐野松桜 棄権 足短大付、石橋2-0小山城南、栃女2-0真岡北陵、佐野東2-0鹿沼南、高根沢2-1小山、宇東2-0鹿沼、那須拓陽2-0烏山、黒磯2-0佐野・足利、宇南2-0壬生
流れを変えた主将
女子の高根沢は小山との接戦を制して3回戦進出。最終第3セットは19-20から逆転でものにし、レフト伊藤美優(いとうみゆう)主将は「今度は1本ずつ丁寧に決められた」と満足そうだった。
第2セットはミスが続いて失ったが、「最後まで楽しもう」と伊藤の一言で流れが変わる。その言葉で立ち直ったチームは第3セットの緊迫した場面でも冷静さを保ち、1点ずつ確実に奪って勝利につなげた。
「いつも以上に声が出て、全員で戦えた」と声を弾ませた伊藤。セッター豊岡七菜(とよおかなな)副主将は「自分たちのできることを次も確実にやりたい」と上機嫌だった。