茨城県神栖市の一大イベントとして知られる、よさこいとダンスの祭典「かみす舞(ぶ)っちゃげ祭り」(同祭り実行委主催、茨城新聞社など後援)が16日、同市木崎の神栖中央公園で開幕した。新型コロナウイルスの影響で中止が続き、4年ぶりの開催。地元を中心に、全国から計40チームが参加。華麗で迫力ある演舞を披露し、去りゆく夏を彩った。17日まで。
舞台は一番大きな「メインステージ」、公園内通路を利用した「パレード会場」、観客との距離が近い「ワオドリ会場」などを設定。よさこいからフラダンス、ストリートダンス、伝統舞踊など、多種多様な踊りを披露し、観客から大きな拍手が送られていた。
初めて訪れたという土浦市の60代女性は「踊りが好きなので、どのステージも胸に迫ってくる。一日中ずっと見ていたい」と笑顔で話した。