警戒長期化 高齢者施設で続くコロナ集団感染

フェースシールドを着けて入所者の食事を介助する職員ら=綾町南俣・特別養護老人ホーム「やすらぎの里」

 新型コロナウイルスの5類移行後、宮崎県内の高齢者施設で集団感染が続いている。県によると、県内で5類移行後に報告された高齢者施設の集団感染は少なくとも約60件。夏休みが終わり、学校再開などの影響で感染が再拡大する中、重症化リスクの高い高齢者が多い施設では、警戒を緩められない状況が長期化している。

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