「数量は上がっていて、最初としては良かった」南伊豆町でイセエビの初水揚げ=静岡県南伊豆町

静岡県南伊豆町ではイセエビ漁が解禁になり、17日早朝、今シーズン初の水揚げが行われました。

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漁港の一つ、下流漁港では太陽が海から顔を出した午前5時ごろ、漁師が16日、沖合に仕掛けた網を引き上げ、港に戻ってきました。

イセエビが次々と水揚げされ、漁師や地元の女性たちが、足や触角を傷つけないように手際良く、丁寧に網からイセエビを外しました。

地元の女性は「初日の水揚げは、少なくも多くもなく、例年通り。ちょっと心配してましたけど」と話しました。

イセエビの水揚げ量はここ10年で減り、特に2022年は、4年前と比べ、半減したことから、地元では水揚げ量の回復を願っています。

地元の組合の世話人は「今年は小ぶりな感じもします。でも、数量は上がっていて、最初としては良かった」と話していました。

今シーズンのイセエビ漁は、2024年5月まで続けられます。

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