ちょっと大きめ?「純烈」と舞台ではいチーズ! 兵庫・加東に新作トリックアート 11月には本物公演

「純烈」と並び立つような写真が撮影できるトリックアート作品=やしろ国際学習塾

 人気男性歌謡グループ「純烈」を題材にした新作トリックアートが、兵庫県加東市上三草のやしろ国際学習塾に登場した。今年1月に新たな顔ぶれとなったメンバーは、平均身長184センチ(純烈公式ホームページより)とそもそも長身だが、今回の作品はさらにちょっとだけ背が高い。作品前に立って撮影すると良いバランスに収まるといい、純烈とステージに並んだような写真を撮ることができる。

 純烈は4人組で、スーパー銭湯などで歌やトークを披露して人気が上昇。2018年以降、NHK紅白歌合戦に5年連続で出場している。加東市でも18年から毎年コンサートを開き、同市からの打診で昨年、「加東市応援隊」に就任した。

 トリックアートは、11月23日に加東市下滝野の市地域交流センターで開かれる「純烈コンサート2023」(加東文化振興財団主催)をPRしようと制作。高さ約3.2メートル、幅約2.7メートル、奥行き約2メートルで、決まった位置から見ると、スノードームの舞台に立つ4人が浮き上がって見える。

 同財団担当者は「純烈ファンはもちろん、多くの人に気軽に撮影を楽しんでほしい」と話す。

 10月末までやしろ国際学習塾で展示した後、11月はコンサート会場近くの加東アート館(同市下滝野)ロビーに移す予定。12月は再びやしろ国際学習塾で設置する方針。同財団(やしろ国際学習塾内)TEL0795.42.7700 (岩崎昂志)

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