ラーメン店長は失血死、横浜 殺人事件と断定

神奈川県警本部

 横浜市港南区のラーメン店で店長の大橋弘輝さん(33)が血を流して倒れた状態で見つかり、死亡が確認された事件で、神奈川県警は17日、司法解剖の結果、大橋さんは失血死だったと明らかにした。県警は殺人事件と断定し、店に出入りした人物の捜査を進める。

 捜査関係者によると、大橋さんは上半身を中心に多数の傷を負い、抵抗した際の防御創とみられる傷もあった。倒れていた店内の床には複数の包丁が落ちていた。

 事件は15日夜、連絡が取れないため店を訪れた母親が、客席付近で倒れた大橋さんを発見。店は15日昼に営業していたとみられるが、発見時には臨時休業と掲示されていた。

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