安庭山荘PRへのぼり旗寄贈 宮古の平山正章さんと千葉寅蔵さん

のぼり旗を寄贈した(左から)平山正章さん、千葉寅蔵さん

 宮古市和井内の日帰り入浴施設「安庭(あてい)山荘」のPR用に、市民2人が15日、のぼり旗30本を市に寄贈した。国道340号や付近の林道沿いに設置される。

 寄贈者は安庭山荘を利用する同市黒森町の中三機械社長、平山正章さん(73)と同市根市の千葉寅蔵さん(77)。豆絞りの手拭いをモチーフにしたデザインは、平山さんの長男が手がけた。

 市役所を訪れた平山さんは「泉質が良いのに、知らない人も多い。県内外から多くの人に入ってもらい、施設が末永く続いてほしい」と思いを語った。山本正徳市長は「安庭山荘への愛が旗にこもっている。その気持ちを皆さんに伝えたい」と感謝した。

 今季の営業は11月末まで。午前10時~午後4時、月曜定休。

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