「VIVANT」信用ガタ落ち前の山本(迫田孝也)と乃木の会話 皇居風も撮影は松江城 特設HPで島根ロケ地公開

17日に最終回を迎えるTBS系日曜劇場「VIVANT」(日曜、後9・00)は、その撮影の一部が島根県各地で行われた。番組の放送を記念し、島根県公式観光情報サイト「しまね観光ナビ」内にコラボ特設ページがオープン。県内のロケ地マップなどが公開されている。

壮大なスケールの映像美と緻密に張り巡らされた伏線がSNSを中心に話題の同作。主人公・乃木憂助(堺雅人)のルーツが島根ということもあり、島根の景観を存分に生かした撮影も行われた。

特設サイトのロケ地マップでは、計7カ所の撮影ポイントを「出雲市エリア」「奥出雲町エリア」「松江市エリア」に分類して紹介している。出雲市エリアでは、憂助の父・卓(林遣都)と母・明美(高梨臨)の結婚式を撮影した「出雲大社」などを掲載。奥出雲町エリアでは、第9話で若き日の卓が川辺で勉強しているシーンを撮影した、渓谷・鬼の舌震などが掲載されている。

松江市エリアでは、第5話で野崎守(阿部寛)が県庁へ入っていくシーンが撮影された、島根県庁を紹介。また、その周辺の国宝松江城大手前では、第3話で乃木が同僚・山本巧(迫田孝也)に「バルカで日本の諜報員に間違われた」と打ち明ける会話シーンを撮影。劇中では皇居前のような雰囲気だったが、実は松江城で撮影された。ちなみに、このシーン時点では乃木の良き同僚風だった山本だが、第4話で謎の組織・テントのモニターであることが発覚。別班の乃木と黒須駿(松坂桃李)によって始末されることになる。

その他にも福澤克雄監督のメッセージや、堺と阿部、福澤監督による3ショットインタビュー動画も掲載。島根県観光連盟の担当者によれば、放送終了後もサイトは継続。具体的な終了時期は未定だという。

マップは特設サイトから閲覧・ダウンロードできるほか、県庁本庁舎や道の駅、空港などでも配布予定。詳しくは特設サイト(https://www.kankou-shimane.com/contents/vivant/)まで。

(よろず~ニュース編集部)

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