18日(月)は秋雨前線の影響で、全国的に大気の状態が非常に不安定となる。晴れ間の出る地域もあるが、広い範囲で激しい雷雨に注意が必要だ。最高気温は本州各地で30℃以上と、真夏の暑さが続く予想。
大気不安定 局地的に大雨のおそれ
18日(月)は、日本海から北海道にかけて秋雨前線がかかる予想。前線に向かって南から湿った空気が流れ込むため、西日本から東北の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となる。
晴れ間の出る所も多いが、あちらこちらで雨雲が湧いて、1時間に50ミリを超える非常に激しい雨の降る所がある見込み。土砂災害や低い土地の浸水などに警戒し、落雷や竜巻などの突風にも注意が必要だ。
なお、北海道は前線上の低気圧が通過する影響で、未明から朝にかけてまとまった雨雲がかかり、局地的に大雨のおそれがある。こちらも土砂災害などに警戒が必要だ。
各地で30℃以上 真夏の暑さ続く
最高気温は西日本から東北の広い範囲で30℃を超える予想。関東の内陸では35℃に届く所もあり、猛暑日となりそうだ。全国的に湿度も高く、ジメジメと蒸し暑くなる見込み。9月も後半に入っているが、引き続き熱中症に十分気をつけたい。
（気象予報士・小林雅美）
