3大関総崩れ、豊昇龍は5敗目 貴景勝と霧島は3敗に後退

豊昇龍(右)を攻める宇良。はたき込みで破る=両国国技館

 大相撲秋場所8日目(17日・両国国技館)3大関が今場所初の総崩れとなった。新大関豊昇龍は宇良にはたき込まれて5敗目。かど番の2大関は貴景勝が小結翔猿の押し出し、霧島は隆の勝の突き出しに屈し、ともに3敗に後退した。

 3関脇は若元春が玉鷲をはたき込んで6勝目。大栄翔は新小結錦木をはたき込みで退け、北勝富士に押し倒された新関脇琴ノ若とともに4勝4敗となった。

 首位の1敗で平幕の高安と熱海富士が並び、2敗で若元春、平幕豪ノ山ら4人が追う。十両は新十両大の里が8戦全勝で単独トップ。

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