カワサキ、EVモーターサイクル「Ninja e-1」「Z e-1」発表。歩くペースで前進・後進できるwalkモードも

カワサキは、2023年7月14に神戸でEVモーターサイクルのプロトタイプを展示した

https://www.drone.jp/news/2023071310540969585.html

今回発表された新型モーターサイクルは、プロトタイプをベースとしたNinjaとZファミリーのスタイルのNinja e-1とZ e-1だ。どちらも中容量タイプのシャシーとランニングギア仕様を誇り、カワサキらしいファン・トゥ・ライド特性を実現している。

静かで効率的なブラシレスモーター定格出力5kw(オンデマンドで最大出力9kw)のこの2つのEVモデルは、革新的なツイン(取り外し可能)バッテリーソリューションに依存しており、競合他社とは異なり、バッテリーが並列に配線されているため、より効率的な充電が可能だ。

このツイン・バッテリー構成により、様々な充電オプションを楽しむことができ、重い単品アプリケーションでは不可能なポータビリティを実現している。

クラッチレス、ギアチェンジなし、ツイスト&ゴーというシンプルなライディングスタイルに加え、2つのライディングモード(RoadおよびEco)、さらにツイストグリップ下の右バーにあるe-boostボタンにより、短距離で最大9kwのオンデマンドパワーと加速力(許可された場合、最高時速99km)を発揮するエキサイティングな「e-boost」オプションなど、ライダー中心の巧みな機能により、楽しいライディングフィールをさらに高めている。

また、カワサキZ e-1、Ninja e-1ライダーは、ウォークモードにより、前進、後進の両方において、歩くようなペースで操作することができ、友人たちを驚かせることができるという。

ユニークなメタリックブライトシルバーとメタリックマットライムグリーンの外観(将来のカワサキEVモデルの特徴的なカラーリングとなる)を楽しむライダーの視界は、スマートフォン接続を備えた TFTメーターによって快適に支配されているという。

メタリックブライトシルバーとメタリックマットライムグリーンは、今後のカワサキEVモデルを象徴するカラーリングである。走行状況、航続可能距離、ブースト機能の有無、ライディングレベル(RoadおよびEco)などを表示するTFTメーターは、操作性に優れたスロットル、二輪車クラス400ccのABSブレーキ、トレリスタイプのシャシーとシームレスに組み合わされ、これまでのエントリークラスのEV二輪車に欠けていた、路上での存在感と安心感を生み出しているという。

充電オプションには、バッテリーを載せることができる充電ドッキングステーション、またはバッテリーを載せたままシート下のソケット経由でオフボード充電器ユニットをマシンにつなぐことができるリード線がある。

先進的なリチウムイオンバッテリーには、充電インジケーターが内蔵されているほか、マシン内に設置しやすい左右対称のデザイン、バッテリーカバー下のバッテリー上部にある便利なロック式収納スペースなど、優れた特徴がある。

カワサキのネイキッドモデル「Z e-1」とフルカウルモデル「Ninja e-1」は、カワサキの輝かしい歴史に新たな1ページを刻むとともに、世界中の2輪ファンに環境に優しい未来への扉を開く、まさに新時代のイノベーションの火付け役となるモデルだ。

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