岡山県内 観測史上最も遅い猛暑日 2年連続で更新

 岡山県内は17日、南から暖かい空気が流れ込み、気温が上昇した。最高気温は岡山市中心部で35.2度(平年28.9度)、倉敷市で35.1度(28.2度)と2観測地点で35度以上の猛暑日となり、県内で観測史上最も遅い猛暑日の記録(9月14日)を2年連続で更新した。

 ほかの地点の最高気温は、高梁市34.8度(平年28.3度)▽玉野市34.7度(28.4度)▽笠岡市34.5度(28.5度)―など。全16観測地点で30度以上の真夏日になり、平年を7~5度上回った。

 岡山地方気象台は「太平洋高気圧の張り出しで日照時間が長くなり、中四国や近畿などで気温が上昇した。18日以降は日本海の前線が南下し、雲が徐々に多くなるだろう」としている。

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