
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表「侍ジャパン」のヘッドコーチを務めた白井一幸さん(62)の野球教室が17日、鹿児島市の鴨池ドームであった。小中学生約100人が参加し、爽やかな汗を流した。
細山田商事(同市)が主催した。白井さんはキャッチボールやゴロの捕球、スイングなど基礎的な動きを指導。子どもたちは「ナイスキャッチ」などと声を掛けられ、うれしそうに笑顔を見せた。一流の技術を身に付けようと、指導者や保護者も動画を撮影しながら熱心に聞き入った。
中郡小学校6年の栗野慎平君は「苦手なゴロの捕球で目を離さないようにと教わった。もっと練習して上手になりたい」。白井さんは「どういう選手になりたいのか、目標を明らかにすることが第一歩になる」と呼びかけた。

