
リバプールのアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターに厳しいコメントが寄せられている。
16日、リバプールはプレミアリーグ第5節でウォルバーハンプトンとアウェイで対戦した。
日本代表MF遠藤航はベンチ入りするも出番がなかった試合。リバプールのユルゲン・クロップ監督は、中盤にマク・アリスター、ドミニク・ソボスライ、カーティス・ジョーンズを並べ、マク・アリスターをアンカーに配置した。
しかし、前半はかなり苦しむことに。開始7分にファン・ヒチャンにゴールを許してしまうと、その後も劣勢。特に、アンカーのマク・アリスターが全く機能せず、守備面はもちろんのこと、パスも横パスがほとんどで、縦に入れるパスはことごとく失敗するなど、低調なパフォーマンスに終わった。
見かねたクロップ監督は、ハーフタイムにルイス・ディアスを投入して交代。チームは55分にコーディ・ガクポのゴールで追いつくと、終盤にアンドリュー・ロバートソンとオウンゴールで突き放し、なんとか1-3で勝利を収めた。
この試合をイギリス『talkSPORT』で解説した元イングランド代表DFでアーセナルOBのマーティン・キーオン氏は、マク・アリスターの前半の出来に苦言を呈していた。
「マク・アリスターがまたミスをした。ブライトンのジャージを着た彼がこんなことをするのを見たことがなかった」
「これがノーマルだ。彼は足を引っ張るつもりなのかと思った」
「マク・アリスターは、中盤の高い位置にいる方が良いだろう。リバプールは、ウルブスがコンパクトにしている中盤を強引に突破しようとしている」
酷い出来だったマク・アリスターについて語ったキーオン氏。クロップ監督も試合後に「明らかに今日は前半から準備ができていなかった」と語り、「マッカ(マク・アリスター)もそうだが、他の選手も今日は脚がなかった」と運動量に欠けていたことを指摘していた。
この試合は起用されなかった遠藤。アンカーでは負けないという姿を見せつけることができそうだが、次のチャンスを生かしてもらいたい。