八戸館鼻岸壁朝市に「うまい森 青いもり」

家族連れなどでにぎわう「うまい森 青いもり」コーナー=17日午前6時45分ごろ、八戸市の館鼻岸壁朝市

 東奥日報社は17日、青森県八戸市の館鼻岸壁朝市に「うまい森 青いもり」コーナーを出展した。県内6市町村の計7企業・団体が参加し、自慢のスイーツや加工品などを販売して地元を売り込んだ。

 国内最大級とされる同朝市への「うまい森」の参加は昨年10月に続き2回目。今回も県観光国際交流機構と共催し、東北電力青森支店の特別協賛で行った。

 午前4時のスタート時、会場はまだ暗闇に包まれていたが、朝市を運営する湊日曜朝市会の慶長春樹理事長が場内放送で開始を告げると、うまい森コーナーに次々と買い物客が集まった。

 外ケ浜町の米粉シフォンケーキ、東通村の東通牛が昨年に続いて店頭に並んだほか、五所川原市の缶ケーキ、十和田市のリンゴジュース、藤崎町のリンゴようかん、五戸町の紅玉パイ、県だし活協議会の「できるだし」が初めて販売された。

 缶ケーキやリンゴジュースを販売した「JIN CARE」(五所川原市)の金澤仁代表取締役は「想像以上に来場者が多くてびっくり。完売した商品もあった」と笑顔を見せた。

 東通牛の串焼きを購入し、その場で食べていた八戸市の中田育子さん(62)は「焼きたてでジューシー。甘みもある」と満足そう。2年連続で店頭に立った東通村の畑中稔朗村長は取材に「今後、さらに回を重ねておいしい東通牛を八戸の方に食べてほしい」と語った。

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