[サッカーJ1・アルビレックス新潟]防戦、失点も途中交代で流れ変えMF三戸舜介が同点ゴール G大阪と1-1で引き分け

G大阪-新潟 同点ゴールを決め、仲間と抱き合って喜ぶMF三戸舜介=パナスタ

 アルビレックス新潟はJ1第27節最終日の9月17日、パナソニックスタジアム吹田でG大阪と対戦し、1-1で引き分けた。2試合連続の引き分けで、公式戦は直近の4試合未勝利となった。通算成績は7勝9分け11敗で、勝ち点は30。順位は15位のまま。

 新潟はG大阪の猛攻に耐えられず先制を許したが、終盤に追い付いた。

 序盤からボールを保持したものの、シュートは打てなかった。逆にカウンターに遭ったが、GK小島亨介らが防いだ。次第にパスワークから好機をつくり、前半34分にMF小見洋太が狙ったが、ポストに阻まれた。

 後半は次第に押し込まれる時間が増えた。粘り強く防いでいたが、18分に失点。しかし、途中交代をして攻勢を強め、38分にMF三戸舜介が同点ゴールを決めた。

 他に1試合があり、残留を争う16位の柏が17位の横浜FCに2-1で競り勝った。細谷らが得点し、今季初の2連勝で勝ち点26。横浜FCは同22のままで、最下位の湘南とは1差。

 新潟の次節は9月23日午後2時から、デンカビッグスワンで横浜FCと対戦する。

◎松橋力蔵監督の話 惜しい場面はあったが、回数は少なかった。失った瞬間の切り替えもある程度できていたが、徐々におろそかになり、失点してしまった。だが追い付けたのは、最後まで諦めなかった結果だ。

◎GK小島亨介の話 全員が助け合って、追加点を許さなかったのは良かった。失点シーンも含めてクリアが小さかったり、ラインが押し上げられなかったりした場面があった。個人も、チームとしても改善したい。

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