快勝清水が今季初の自動昇格圏浮上!足踏み町田へも5ポイント差に迫る【明治安田J2第35節】

17日、明治安田生命J2リーグ第35節の3試合が各地で行われた。

首位のFC町田ゼルビアは16位・藤枝MYFCの敵地へ乗り込み、チャンスを量産しながらも引き分けに終わった。

町田は開始早々の藤尾翔太のヘッドがGK北村海チディのスーパーセーブに阻まれ、59分には左クロスにミッチェル・デュークが合わせるも、ヘディングシュートは枠に嫌われる。

藤枝も矢村健が好機を演出しゴールに迫るが、町田のGK福井光輝も好セーブを披露。町田は9月に入り3戦無得点で2分け1敗と、足踏みが続いている。

対して、12試合負けなし中、着実に勝ち点を積み上げる3位の清水エスパルスは、3連敗で4試合未勝利と対照的に苦しむ21位・ツエーゲン金沢をアウェイで下した。

清水は8分、金沢のビルドアップをはめ込み、岸本武流が鋭いアプローチから相手ボックス右脇で奪い切ると、ラストパスを2試合ぶり先発復帰のカルリーニョス・ジュニオが難なく決めて先手を取る。

16分には梶浦勇輝の右足がクロスバーを叩き、ヒヤリとさせられたが、35分にはセットプレーから追加点を奪取。右CKからサインプレーを駆使して白崎凌兵がクロスを入れると、これが藤村慶太のオウンゴールを誘発した。

69分には原輝綺の持ち運びを起点にゴールに迫り、チアゴ・サンタナが2戦連発となるミドルを沈めて二桁得点に乗せると、守備陣もクリーンシートを達成。連勝で今季初の自動昇格圏に浮上し、町田との勝ち点差も「5」まで縮めている。

また、10位・ザスパクサツ群馬と18位・いわきFCの一戦は、中塩大貴の決勝点で群馬が辛勝。3試合ぶりの白星で、J1昇格プレーオフ圏内まで3ポイント差の8位に浮上している。

◆明治安田生命J2リーグ第35節

9月17日(日)

ツエーゲン金沢 0-3 清水エスパルス

藤枝MYFC 0-0 FC町田ゼルビア

ザスパクサツ群馬 1-0 いわきFC

9月16日(土)

ブラウブリッツ秋田 0-0 V・ファーレン長崎

ベガルタ仙台 0-1 水戸ホーリーホック

大宮アルディージャ 0-3 ロアッソ熊本

モンテディオ山形 2-0 ファジアーノ岡山

栃木SC 0-1 ジェフユナイテッド千葉

ジュビロ磐田 0-0 レノファ山口FC

大分トリニータ 3-3 徳島ヴォルティス

9月15日(金)

ヴァンフォーレ甲府 1-1 東京ヴェルディ

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