枚方「くらわんか花火」に人押し寄せる、今年は2mの臨時柵も

大阪・枚方市で9月17日、第2回目の『水都くらわんか花火大会』がおこなわれ、4704発の花火が夜空を舞った。昨年は25万人が来場した人気イベントとあって、今年も親子連れや浴衣姿のカップルなど、多くの人で賑わった。

9月17日におこなわれた「第2回 水都くらわんか花火」の様子

2003年に財政難などから中止となった『くらわんか花火大会』が2022年、約20年ぶりに復活し、話題を呼んだ。現在は実行委員会が約80名、ボランティアスタッフは約300名ほどだという。

打ち上げられる花火の数は枚方&高槻市の前年の出生数となり、今年は4704発 (枚方市2408人/高槻市2296人)となった。

復活を遂げた昨年、堤防沿いに座り見する客が多く人が滞留したことから、今年は混雑緩和のため約700mにわたって高さ2mの柵を設置。府道13号は一時歩行者天国となった。また、6名までのテーブル席(1テーブルあたり4万円)といった有料観覧席はすべて完売したという。

夜7時頃の淀川河川公園の枚方地区(枚方市三矢町付近)の様子。たくさんの人が押し寄せた

夜7時半、カウントダウンの合図とともに花火が打ち上がると、会場は歓声が飛び交い、大盛り上がり。各エリアには飲食ブースなど100を超える出店があり、ドリンクやフードを片手に楽しむ人の姿も見られた。クライマックスは花火が連続して打ち上がり、大迫力。打ち上げ時間は30分、ぴったり夜8時にフィナーレを迎え、各所で拍手が沸き起こっていた。

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