ありえない…!妻がついに決意した【離婚の引き金】になった夫の一言 #9「癪に障った妻の姿」

どんな夫婦であっても、違う人間同士が一緒にいれば喧嘩やすれ違いは起こります。

また、結婚して年月が経つうちに、お互いの価値観に変化が生まれるのも仕方ありません。

ですが、どんなときであっても尊重したいのは相手の気持ち。妻が離婚を決意するほどショックを受けた、夫からの「ありえない一言」とは、どんなものだったのでしょうか。

実録エピソードをご紹介します。

「世帯年収が低く、妊娠と同時に市営住宅への入居が決まった我が家。

子どもが無事に産まれてからは、私もパート勤務や副業として在宅での仕事も始め、収入は順調にアップしていきました。

夫は、最初の頃こそ『体に気をつけて』などいたわりの言葉をかけてくれたけど、副業の調子が良くて入るお金が増えていく私を知ってからは、『もっといい材料でご飯を作れよ』など嫌味を言うようになりました。

正社員だけど収入が上がらない夫から見れば、楽しそうに仕事をしている私は癪に障ったのだろうなと思います。

市営住宅は一年ごとに家賃の見直しがあり、世帯年収が上がれば家賃も高くなる仕組みで、次の年は想像通り数万アップ、その通知を読んだ夫は私に向かって

『お前のせいだからな。お前が収入を減らすなり考えろ』

と言い放ちました。

子どももいてこれからお金がかかる一方なのに、自分のプライドしか考えない夫に本当に嫌気がさし、このときに離婚を決意。

話し合いは相当揉めましたが、調停を申し立てたら面倒になったのかすぐに折れて離婚届を書いてくれて、ほっとしましたね」(39歳/サービス業)

配偶者の収入が上がれば、一緒に喜ぶのが夫婦ではないでしょうか。

手にするお金は努力の結果であり、それを正面から否定するような夫の言葉はとても受け入れられません。

プライドより優先するべきは家庭の状況、それがわからない夫とは結婚していても意味がないですよね。

(ハピママ*/ 弘田 香)

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