一帯一路サミット、丁副首相が演説

第8回「一帯一路サミット・フォーラム」が9日13~14日、香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで開催された。14日付香港各紙によると、李家超・行政長官は開幕式のスピーチで「香港が世界舞台の中心に戻ってきたことを確固たるものとするフォーラムに対する国際的な反応が非常に良好だったことをうれしく思う」と述べた。

中央政府を代表して香港マカオ政策を担当する丁薛祥・副首相がビデオ演説を行い、香港に対して以下の4つの希望を掲げた。(1)地域的な包括的経済連携協定(RCEP)をできるだけ早く締結する(2)金融サービスを改善し、金融融通をさらに促進することに期待し、中央政府も香港が国際金融センターとしての利点を活用し、オフショア人民元ビジネスを強化し、資金調達チャネルをさらにスムーズにし、グリーン金融、一帯一路建設の多角的な資金ニーズにより対応する(3)専門サービスに注力し、人材の優位性をさらに活用し、一帯一路のつながりを向上させる(4)人的・文化的交流を深め、人と人のつながりを促進し、国家教育を深化・共同構築し、科学技術、観光、芸術、青年などの分野で協力する――。

また丁副首相は「中央政府は、香港がその独自の地位と優位性を長期的に維持し、国際金融・海運・貿易センターとしての地位を強化し、自由でオープンで規範化されたビジネス環境を維持し、普通法制度を維持し、一帯一路建設でより重要な役割を果たすことを支援する」と強調した。

© HKP