本土女性が六四垂れ幕計画で禁固刑

法学博士課程の学生で中国本土出身の女性(23歳)が「国殤之柱」創作者名義の活動に参加し、6月4日に繁華街で垂れ幕を掲示することを計画して逮捕された事件で禁固刑が下された。9月13日付香港各紙によると、女性は「国殤之柱」の作者であるイェンス・ガルスキオ氏の名義で呼びかけられた活動に参加し、本土の民主活動家である周鋒鎖氏と連絡をとって長さ9メートルの「国殤之柱」の垂れ幕を入手した。垂れ幕は6月4日に銅鑼湾の円形高架で掲揚する計画で、6月4日以前に逮捕されている。女性は先に「扇動目的の行為を試みた、または実行する準備をした罪」を認め、西九龍裁判法院(地裁)で12日、禁固6カ月の刑が下された。裁判官は「この事件は国際的な集団行動であり、発起人は6月4日に世界各地の大都市で一斉に垂れ幕を掲示することで効果を狙った」と指摘した。

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