【マレーシア】ASEAN日フェス開会、友好協力50周年[社会]

「ASEAN日本フェスティバル2023」の開会式に出席したサハリマン氏(中央)、JICAマレーシア事務所、在マレーシア日本大使館の関係者ら=16日、クアラルンプール(NNA撮影)

マレーシアの国際協力機構(JICA)帰国青年研修員同窓会(PAMAJA)は16日、首都クアラルンプールで日本・東南アジア諸国連合(ASEAN)友好協力50周年の記念事業「ASEAN日本フェスティバル2023」の開会式を開催した。

同事業は、ASEAN加盟国と日本の観光、芸術、文化の交流深化を目的としている。マレーシアでは、14~17日にクアラルンプールのマレーシア・ツーリズム・センター(MaTiC)で、マレーシアと日本の観光地や芸術、文化を紹介するイベントが開催された。イベントでは、マレーシアのバティック(伝統的なろうけつ染めの布地)や手工芸品、音楽、舞踊などが披露されたほか、日本の書道の紹介、浴衣・着物の展示・試着も実施された。

16日の開会式には、ASEAN日本フェスティバル2023のサハリマン・ビン・ハムダン実行委員長(マレーシアホームステイ協会会長兼PAMAJA会長)、JICAマレーシア事務所、在マレーシア日本大使館の関係者のほか、同事業に携わるカンボジア、タイ、ベトナム、インドネシアの代表者らが出席した。

関連イベントはマレーシアを皮切りに、ASEAN加盟国と日本でも順次開催される予定という。

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