
今夏の移籍マーケットでブライトンからリヴァプールに移籍したアルゼンチン代表MFアレクシス・マックアリスターが、“リヴァプール最強の男”を紹介した。イギリス『デイリーミラー』電子版が伝えている。
リヴァプールで屈強な男と言えば、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが思い浮かぶファンが多いだろう。195センチの長身とプレミアリーグの屈強なFWと長年にわたってマッチアップしてきたフィジカルの強さゆえ、チーム内で最もパワフルな選手と思われるのも当然だ。しかしマクアリスターによると、ファン・ダイクは“最強”ではないという。
「モー(モハメド・サラー)か、(コスタス)ツィミカスだと思う」
この2人のうち、サラーの肉体美に関しては、彼が劇的なゴールを決めて喜びのあまりユニフォームを脱いだ時に垣間見ることができる。マックアリスターはそんなサラーの屈強ぶりについて「彼は一日中ジムにいる。だからものすごく強いんだ」と語っている。
サラーがフィジカルトレーニングに従事するのは練習場だけではない。昨夏、彼は『フランス・フットボール』誌のインタビューで、次のように語っている。
「僕の自宅の2部屋は、様々なフィットネスマシンやボディービルディングのためのエリアで占有されている。凍結療法ができる設備や高気圧酸素治療装置も完備している。僕は常に自分の体調を改善させようと務めているんだ。『自分の家は病院のようだ』と胸を張って言えるよ。妻はそれが好きではないけどね。彼女によると、僕は妻と一緒にいるより、フィットネスマシンと一緒にいるほうが多いらしいよ!」
また、サラーは食事にも気を遣っているという。
「ロンドンの素晴らしいレストランで食事をする時は、寿司を食べることが多い。ピザを食べるのは多くても月に1回程度。ハンバーガーは大好きだけど、食べた後は体が重くなってしまうのでほとんど食べないんだ」
今シーズン開幕から5試合連続で得点に絡んでいるサラー。175センチとさほど大柄ではないにもかかわらずプレミアリーグで活躍できているのは、こうした努力があるからこそなのかもしれない。