各務原市のPFAS問題で 岐阜民医連が来月、住民に血液検査を実施へ

岐阜県各務原市で水道水の水源から高濃度の有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」が検出された問題で、10月に住民約100人を対象とした血液検査が行われることになりました。

この問題は各務原住民の半数、約7万2000人に水道水を供給する三井水源地で、発がん性の疑いなどが指摘されるPFASが、国が定める暫定目標値を上回る濃度で検出されたもので、市は約3年間、この事実を公表していませんでした。

17日は、PFASの専門家である京都大学の小泉昭夫名誉教授らが講演を行い、健康への影響や対策などについて話しました。

また岐阜県民主医療機関連合会は10月21日、三井水源地を水源とする地域の住民約100人を対象に血液検査を行うと発表しました。

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