
現地時間9月17日に開催されたプレミアリーグ第5節で、3勝1分で無敗のアーセナルは、3敗1分で未勝利のエバートンと敵地で対戦。冨安健洋は出場停止明けの前節に続き、ベンチスタートとなったほか、開幕からずっとゴールを守っていたラムスデイルも先発を外れ、ラヤがブレントフォードから加入後初出場した。
立ち上がりから押し込むアーセナルは19分、マルチネッリが抜け出してネットを揺らすが、VARチェックの末にオフサイドで取り消しとなる。
以降も圧倒的にゲームを支配するなか、40分にはホワイトがペナルティエリア手前で左足を一閃。しかし、GKピックフォードに正面でキャッチされる。スコアレスで折り返し、59分にジンチェンコが放った強烈なシュートも相手のブロックに阻まれる。
1点が遠いアウェーチームだが、迎えた69分についに均衡を破る。ショートコーナーから細かくパスを繋ぎ、最後はトロサールが上手く流し込んだ。負傷したマリチネッリに代わり、24分から入っていたベルギー代表FWは、リーグ戦では今シーズン初ゴールとなった。
80分には2枚替えを敢行。ジンチェンコとヴィエイラを下げ、いずれも同じポジションの冨安とハベルツを送り込む。
その後、ショートカウンターを浴び、ひやりとする場面はあったものの、同点弾は許さず。アーセナルが低調なエバートンを1-0で下し、開幕5試合で4勝目を挙げた。次は20日に、チャンピオンズリーグのグループステージ第1節でPSVと相まみえる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部