とやま元気ワールド「絵本ランド2023」(富山新聞社、北國新聞社などでつくる実行委員会主催)の読み聞かせイベントは17日、高岡市福田の文苑堂書店福田本店で行われた。恐竜を題材とした絵本を制作する作家黒川みつひろさんが最新作を朗読し、県内外から訪れた親子ら約50人が絵本の世界に浸った。
黒川さんは、6月に発行した絵本「恐竜トリケラトプスとかいぶつきょうりゅう」をページをめくりながら紙芝居風に読み聞かせた。ティラノサウルスの特徴について解説し、所有する化石も紹介した。
富山市新庄小の吉田歩夢君(8)は「いろんなことを知れて楽しかった。恐竜についてもっと知りたくなった」と話した。福井大教育学部附属義務教育学校の望月玲那さん(7)は「初めて化石を触って面白かった」と笑顔を見せた。
黒川さんによるお話会「恐竜博士になろう!」は18日午前11時から富山市図書館本館で開かれる。同日午前10時半には富山短大幼児教育学科の学生9人がキュウリをテーマにした歌とダンスを繰り広げる。いずれも無料、申し込み不要。