2日目も長蛇の列 21美の香取慎吾展

撮影可能エリアで作品を楽しむ大勢の来場者=金沢21世紀美術館

 金沢市の金沢21世紀美術館で開かれている俳優・タレントの香取慎吾さんによる北國新聞創刊130年記念の個展「WHO AM I SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR」(北國新聞社、北陸放送主催)は2日目の17日、初日に続いて開場前から長蛇の列ができた。3連休で石川県外から訪れたファンも多く、「巡回展の中で金沢が一番いい」との声が聞かれた。

 個展は北陸初開催。東京、大阪、福岡に続く金沢展は「光」と「闇」をテーマに金沢オリジナル作品を含む約200点が並ぶ。

 横浜市の西本奈央さん(44)は「東京と福岡に足を運んだが、会場の広さを生かした金沢の演出が一番いい」と満足そうな表情を見せた。福岡展に5回行ったという北九州市の徳永りえさん(50)は「毎回発見があった」と話した。

 撮影可能エリアには金沢オリジナルの「in金沢」などが展示されている。金沢市の餅木彩さん(38)は「とにかく楽しい会場」と笑顔を見せた。この日は馳浩知事も訪れた。

 10月15日までで会期中は無休。開場時間は午前10時~午後6時、土曜は午後8時まで。入場料は一般2千円、中高生1300円、小学生600円。

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