<先生十色>性や命 自ら考える支えに 札幌市立もみじ台中養護教諭・小川美和さん(59)

「自分は自分のままでいいと思ってもらえれば」と話す小川美和教諭

 中学1~3年の各学年ごとに年1回ずつ「性と命の健康教育」を展開している。恋と愛の違いとは、性的少数者の経験、教師の中学時代の悩みについて―。生徒たちが興味を持つ内容を考え、思春期の心と体の成長について伝えている。「心を動かす授業をすることで子どもたちが自分の頭で考え、行動していく力になりたい」と強調する。

© 株式会社北海道新聞社