若林正恭、マシンガンズがお笑い賞レースを変えてしまった理由語る

16日深夜放送の『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭は、マシンガンズがお笑いの賞レースのあり方を変えてしまったと語った。

番組では、『マシンガンズのオールナイトニッポン0』(同)が同日深夜にあったということで、マシンガンズの話となった。

マシンガンズの西堀亮は、10年前の2013年11月に西堀亮が単独で『マシンガンズ西堀亮のオールナイトニッポンR』のパーソナリティーをやった経験があるが、スベリまくり大失敗に終わり、今なお「スベり伝説」として同局やリスナーの記憶に残っている。

若林は同件について「石井(玄)ちゃんもなんか、蓋をしている歴史っぽかったな。あんま言われたくなさそうだったな、ディレクター」とイジりつつ、マシンガンズのコンビ単位での話となった。

今回は5月に行われた、結成16年以上のコンビによるお笑いコンテスト「THE SECOND」で準優勝したことを受け、満を持しての冠番組出演だが、若林は「マシンガンズのTHE SECONDの駆け上がり方、売れ方ってさ、お笑い界の文脈を変えたじゃない」と話す。

続けて若林は「賞レースの文脈を変えちゃったじゃない。『努力しない方がいいんじゃないか』っていう(笑)」と話した。同コンテストでマシンガンズは、既存ネタのみで勝負し、本戦まで全くネタ合わせをしていなかったと明かしている。しかも優勝決定戦では尺が本戦用になっておらず、途中で完全にネタ切れを起こしていたが、客いじりなどで乗り切った。

さらに若林は「『逆に努力しない方がいいんじゃないか?』ってなっちゃってて、マシンガンズのせいで」とおじさん芸人たちの心境が変わってきてしまっていると話し「そんなワケはないんだろうけど。努力してないワケじゃないよ? マシンガンズもね」とちゃんとマシンガンズは努力はしていたとコメント。ただ新ネタを作って挑まなかったことは事実ということで、春日俊彰は「うん、そうだね。特殊な形だからね」と話したのだった。

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