エンゼルス5連敗で今季82敗目 8年連続のシーズン負け越しが確定

【タイガース5-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

4連敗中のエンゼルスは、オープナーのジミー・ハーゲットが1イニングを無失点に抑えたものの、2番手のケニー・ローゼンバーグが2本塁打を浴びるなど5失点。3対5で敗れてタイガースに3連戦の被スイープを喫し、2016年から8年連続となるレギュラーシーズン負け越しが確定した。タイガース2番手のジョーイ・ウェンツが3勝目(11敗)、6番手のアレックス・ラングが24セーブ目を記録。ローゼンバーグは2敗目(1勝)を喫した。

両チームがオープナーを起用した一戦は、2回表にジェイク・ロジャースの18号ソロでタイガースが先制。3回表には一死満塁からケリー・カーペンターの内野ゴロの間に追加点を奪い、ロジャースに2打席連発となる19号3ランが飛び出してリードを5点に広げた。

エンゼルスは5回裏にようやく反撃し、ノーラン・シャニュエルが二塁打でチャンスメイクすると、デービッド・フレッチャーのタイムリーで1点。6回裏にはランドール・グリチックに15号2ランが飛び出し、2点差まで追い上げたが、それ以降はヒットを1本も打てず、3対5で敗れた。

エンゼルスがこれが今季82敗目となり、レギュラーシーズン負け越しが確定。プレーオフ進出は地区優勝した2014年が最後、レギュラーシーズン勝ち越しも85勝77敗の2015年が最後とマイク・トラウト、大谷翔平といったスター選手を擁しながらも低迷が続いている。5度の地区優勝と球団史上唯一のワールドシリーズ制覇を成し遂げた2000年代の栄光はもはや遠い過去の話。抜本的なチーム改革なしに再浮上は望めないだろう。

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