茨城県日立市幸町1丁目の日立シビックセンター新都市広場で17日、盆踊り大会「ひたち盆FIRE」が開かれた。同実行委は、台風13号に伴う大雨による被災者を助けようと、会場に募金箱を設置し、場内アナウンスで来場者に支援を呼びかけた。
坂本修一委員長は「市内でも被害のあった場所とそうでない場所の人の間で温度差がある」と強調。「少しでも関心を持ってもらいたい。大変な時だからこそ力になれれば」と話した。集まった寄付金は市に寄付するという。
母親らと会場に来た、大塚康正君(9)=同市=も寄付した。「友達の家も廊下が水に漬かったと言っていた。被害にあった人たちが、ちょっとでも元気になってもらえたら」と願った。
