カージナルスが対フィリーズ今季初勝利 ヌートバーは4打数0安打

【フィリーズ5-6カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

今季フィリーズと5試合対戦して0勝5敗、8得点、33失点と圧倒されているカージナルス。しかし、今季の最終対戦では意地を見せて6対5で勝利し、2023年シーズンの全敗をなんとか回避した。カージナルス4番手のジョン・キングが2勝目(1敗)をマークし、5番手のライアン・ヘルズリーは11セーブ目を記録。フィリーズ2番手のセランソニー・ドミンゲスは決勝アーチを浴び、5敗目(4勝)を喫した。

すでに2007年以来16年ぶりとなるレギュラーシーズン負け越しが決まっているカージナルスは、3回裏にポール・ゴールドシュミットとノーラン・アレナドのタイムリー二塁打で3点を先制。直後の4回表に守備のミスもあって同点に追いつかれたが、5回裏にゴールドシュミットの25号ソロ、アレナドのタイムリーで2点を勝ち越した。

ところが、8回表に3番手のジオバニー・ガイエゴスがアレック・ボームに17号ソロを浴びて1点差に迫られ、4番手のキングはニック・カステヤノスに同点タイムリーを献上。しかし、8回裏にジョーダン・ウォーカーの16号ソロで勝ち越しに成功し、9回表はクローザーのヘルズリーがピンチを招きながらも無失点に抑えた。

カージナルスのラーズ・ヌートバーは「1番・中堅」でスタメン出場したが、ショートライナー、レフトフライ、ライトフライ、セカンドゴロで4打数ノーヒット。これで3試合連続ノーヒットとなり、今季の打撃成績は打率.266、13本塁打、43打点、出塁率.373、OPS.802となった。ちなみに、規定打席到達には残り13試合で51打席が必要であり、1試合平均3.92打席で自身初の規定打席に到達する。

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