自転車の女性死亡…車にはねられる 見通し良い交差点、脇を走行中だった女性悲劇 運転手の会社員を逮捕「気付くのが遅かった」

車にはねられ女性が死亡 会社員を逮捕

 16日午前6時35分ごろ、埼玉県上里町の町道で、自転車を運転していた同町神保原町の無職女性(72)が中型貨物自動車にはねられ、搬送先の病院で死亡した。本庄署は自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで、熊谷市平戸の会社員の男(55)を現行犯逮捕した。

 同署によると、現場は見通しの良い、片側1車線の信号機のない丁字路交差点。男は自動車で本庄市方面から群馬県藤岡市方面に進行中、左方の脇道を走行していた女性と衝突した。男は「事故を起こしてしまったのは間違いない。自転車に気が付くのが遅かった」と容疑を認めているという。同署で事故原因を調べている。

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