鍛錬の成果一太刀に 鹿沼で抜刀道の全国大会

日本刀で巻き藁を斬る武道抜刀道の全国大会が17日、鹿沼市の道場で行われました。

今年で5回目を迎えた大会には全国各地から流派を超えて13団体、61人が参加し、10歳代から70歳代までの剣士たちが腕を競いました。

抜刀道は、本物の日本刀を使って巻き藁を斬る日本の伝統的な古武道です。選手が開始線に立った時点から採点が始まり、切り口の角度や間合いなど20項目を減点方式で審査します。

試合は個人戦と団体戦が行われ、静寂に包まれた道場で剣士たちは乱れの無い一瞬の演武に日ごろの鍛錬の成果を発揮していました。

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