若者の採用、育成に積極的な企業を認定する厚生労働省の「ユースエール認定企業」に、コメ卸販売の吉兆楽(新潟県南魚沼市)、橋やトンネルなどの補強工事を行う新潟ボンド工業(新潟市西蒲区)が選ばれた。
認定には、新卒者らの離職率の低さや有給休暇の取得率の高さなど一定の基準を満たす必要がある。認定されると、自社の商品や広告などに認定マークを付けることができる。
新潟労働局で8月末に認定通知書の交付式が行われ、吉兆楽の北本健一郎社長は「社員が働きやすい環境を整えていきたい」、新潟ボンド工業の小林猛専務は「会社の魅力を高め、若者から選ばれる企業にしたい」と語った。
新潟県内のユースエール認定企業は33社となった。