〝出世競争〟が激化しそうな同時デビューしたLDHの3グループ

8月23日に3組同時デビューした、LDH所属の10人組・THE JET BOY BANGERZ(TJBB)、7人組・KID PHENOMENON(キドフェノ)、4人組・WOLF HOWL HARMONY(WHH)が同26日、都内でデビューイベントを開催した。

LDH史上最大規模オーディション「iCON Z」から誕生した3組で、6月から「夢者修行」と題した全国行脚で、パフォーマンスを磨いた。

ダンスのプロリーグ「Dリーグ」で活躍する5人を擁するTJBB、平均年齢17歳とフレッシュな顔ぶれのキドフェノ、歌唱力特化型チームのWHHとそれぞれの〝武器〟を持つ3組。

イベントで各チームはデビュー曲「Jettin’」(TJBB)、「Wheelie」(キドフェノ)、「Sweet Rain」(WHH)を披露。今後の夢を聞かれ、TJBBは「ドームツアー」、キドフェノは「世界での活躍」、WHHは「スタジアムライブ」と三者三様の夢を掲げた。

3組に同オーディションから誕生したLIL LEAGUEを入れた4組が17日、都内で行われた女性誌「ar」の初のメンズ別冊「ar HOMME」(主婦と生活社)の発売記念会見に出席したことを、各メディアが報じた。

4グループを収めた雑誌発売にあたり、会見は各グループ2人が代表で参加。WHHのSUZUKIは「重版決定したということで、より僕たちのことが伝われば」と喜んだという。

「いろいろあって問題山積みのジャニーズ事務所をよそに、LDHは有能な人材が続々と集まり、3組が同時にデビューするなどビジネスが好調。デビューした3組はそれぞれ特色があるものの、今後、それぞれ対抗心があるだろうから〝出世競争〟が激化しそうだ。3組が同じイベントや番組でパフォーマンスすることも増えるはずだから、互いに切磋琢磨するだろう」(レコード会社関係者)

3組のデビューを見て、続々と有能な人材がLDHからのデビューを目指すことになりそうだ。

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