トマト畑のオーナー制度を導入している愛媛県西予市城川町で、オーナーが参加してトマトの収穫が行われています。
西予市城川町の遊子川地区では、高原の気候を生かしたトマトの栽培が盛んで、地元の団体が“オーナー”を募って一般の人にトマト作りを体験してもらう取り組みを行っています。
この日は、およそ30人が参加し、大きく育った桃太郎という品種のトマトを収獲しました。
遊子川地区では、トマトの加工品販売も行うなど地域おこしに取り組んでいて、愛媛大学から研究者も視察に訪れました。
(オーナー)
「とにかくおいしい、鮮度が違う、それにほれ込みました」
(愛媛大学・西村 武司准教授)
「この地域でトマトを作っていると知って、新鮮で美味しいと肌で感じて、また来たいと思う。こういった取り組みが、地域の活性化に繋がる」
(企業組合遊子川ザ・リコピンズ・辻本 京子代表理事)
「標高が高い、寒暖差があるという所で、濃厚で美味しいトマトができる」
こちらのトマトの収穫は10月まで続き、県内外に出荷されるほか、地元の農家レストランなどでも販売されます。