社民党前党首の又市征治氏死去 79歳

又市征治・社民党前党首

 社民党前党首で元参院議員の又市征治(またいち・せいじ)氏が18日午前5時43分、敗血症のため富山市内の病院で死去した。79歳。富山市出身。

 1965年に富山県職員となり、95年に自治労富山県本部執行委員長に就いた。2001年の参院選比例代表に社民党から立候補し初当選。連続3回当選。19年の参院選に出馬せず、議員活動を引退した。

 国対委員長、選対委員長、幹事長などを歴任し、民主党などとの連立政権に参加した09~10年は副党首だった。13年には2度目の幹事長に就任、18年2月~20年2月に党首を務めた。他の野党とのパイプが太く、党内外で「またさん」と呼ばれ慕われた。

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