サンフレッチェ広島 首位・神戸に完勝 志知孝明 初ゴール! 満田-加藤ホットラインもさく裂

サンフレッチェ広島は、リーグ屈指の攻撃力を誇る首位・神戸を無失点に抑えて完勝。上位争いに向けて大きく弾みをつけました。

明治安田生命J1リーグ第27節、神戸との一戦。試合前には出場停止の 川村拓夢 に代わってスタメンに起用された 野津田岳人 のJ1リーグ、通算200試合出場達成のセレモニーが行われました。

試合は、開始からサンフレッチェが神戸を押し込む展開。開始早々の 志知孝明 のシュートを皮切りに試合の主導権を完全に握ります。

すると前半7分、右サイドを突破した 中野就斗 があげたクロスを奥で待っていた志知がトラップしてボレーシュート。6試合連続のスタメン起用とチャンスをつかみつつある志知。これが、待望の移籍後、初ゴール。サンフレッチェがサイドを広く使った、まさに狙い通りの攻撃で先制します。

さらに前半31分、フリーでボールを受けた 満田誠 が中央にクロス。合わせたのは、加藤陸次樹 。試合を重ねるごとに冴えわたる満田・加藤のホットラインで追加点を挙げます。

サンフレッチェ広島 加藤陸次樹 選手
「1枚はニアでつぶれて、2枚目は中央ということを意識しているので、ぼくは中央に待ち構えていた」

サンフレッチェが首位・神戸を相手に2点リードで前半を折り返します。

エンドが代わって後半。神戸がフォーメーションを変えて反撃に打って出ますが、
佐々木翔 を中心としたDF陣がリーグトップクラスの攻撃力を誇る神戸オフェンス陣を抑えて3試合連続の無失点。首位・神戸に完勝で、上位争いに向けて大きな勝ち点3をもぎとりました。

サンフレッチェ広島 志知孝明 選手
「相手が首位で、先制点が大事な中で大事なゴールを取ることができた。また次に生かしていきたい。足りていない部分もあるが、自分たちが100%以上の力を発揮できれば、おのずと勝利はつかむことができる。来週からもいい準備をしていければ」

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