地産地消ツアーでイチジク満喫 収穫から簡単アイデア料理まで 広島・尾道市

尾道市で、広島県内一の出荷量を誇るイチジクを満喫できる地産地消ツアーが開催されました。

イチジクの地産地消ツアーに参加したのは、尾道市内に住む小学生とその保護者19人です。畑にやってきた参加者は、イチジクの収穫に挑戦しました。

生産者 高橋泰登 さん
「回せば、きれいに取れる」

生産者の 高橋泰登さんに教わって、初めてイチジクの収穫を経験した子どもたちは傷がつかないようにていねいにもぎとっていきました。

このツアーは、市内にあるさまざまな特産品を地元住民である参加者に知ってもらおうと尾道市が開催しているものです。新型コロナの影響で3年ぶりとなったことしは、尾道市が県内一の出荷量を誇る「イチジク」を学びます。

参加者
「8個取ったよ」

収穫が終わると選果作業も体験しました。重さで大きさを判別できるはかりを使ってパック詰めしていきました。

参加者
「力加減を考えないと上手に取れない」

イチジクの出荷を体験したあとは消費についても学びます。野菜ソムリエプロの 卯元幸江 さんに教わりながらイチジクを使った料理に挑戦しました。

野菜ソムリエプロ 卯元幸江 さん
「ここをこんな感じで切っちゃいます。こう、ペロってむくと、割とむきやすい」

身近なイチジクを使った小学生にもできる簡単アイデア料理「イチジクサンド」やケーキ、ジャムを使ったソーダなど5品ができあがりました。

「すごくきれい。映えそう?」
「インスタ映えする? いいよ、インスタ映えして」

参加者は、生で食べるだけではないイチジクの味わい方に感心していました。

参加者たち
「また、この料理作って食べてみたい」
「イチジクを取ったりするのも楽しかったし、最高な一日になりました」

参加した人たちは、地元特産イチジクの魅力の再発見ができたようです。

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