三笘薫、今季4勝目のマンU戦は好機創出で軒並みポジティブ評価!「絶え間ない厄介者」「バトルを楽しんでいる」

現地時間9月16日に行なわれたプレミアリーグ第5節で、ブライトンはマンチェスター・ユナイテッドを3-1で下した。

敵地での一戦、20分にダニー・ウェルベックがシモン・アディングラのリターンを受ける形で先制すると、53分にはタリク・ランプティの横パスから相手DFの守備が緩くなったのをパスカル・グロスが突いてリードを広げ、さらに71分には左サイドを抜け出したランプティのマイナスのクロスをジョアン・ペドロが上手く合わせて3点目。ホームチームの反撃を1点に抑え、ブライトンは今季4勝目を挙げている。

マンU相手には、これでプレミアリーグでは4連勝を飾った「シーガルズ」。三笘薫も定位置の左ウイングとしてこれに貢献し、チャンスを創出した他、フィニッシュにも絡み、2点目にも関与した。この場面について、クラブの公式サイトは「三笘が左サイドでランプティを見つけ、マンUがパスをカットできなかった時、グロスはリサンドロ・マルティネスをさりげなくかわし、12ヤードから右足で放ったシュートがゴール下隅に決まった」と伝えた。

現地メディアの報道では、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』が10点満点の採点でチーム2番目となる「7」の高評価を下し、英国公共放送「BBC」は「日本人FWのインパクトは今やすっかり定着しており、ランプティがグロスに繋いで決まったブライトンの2点目の起点は三笘のパスによるものだった」と綴り、視聴者による採点ではチーム5番目の「8.10」となっている。

日刊紙『Daily Mail』は、マンUの視点から「(右SBの)ディオゴ・ダロトは、三笘の攻撃面での脅威に対応するのに手一杯だった」と記述。採点は「6」の及第点で、「彼の高いクオリティーを考えれば静かな1日となったが、それは彼が最高のパフォーマンスを発揮しなくても、ブライトンのクオリティーが十分だったことを示している」と寸評を綴った。

スポーツ専門放送局「EUROSPORT」による採点はチーム最高タイの「8」で(プレーヤー・オブ・ザ・マッチはランプティ)、サッカー専門サイト『90min』は「ダロトとのバトルを楽しんでおり、後半にはより危険なプレーを披露。驚くべきことに、ブライトンの3つのゴールには、深くは関与しなかった」と評し、採点は「7」としている。

ブライトンの地元メディアでは、『Sussex Express』は、採点では「7」を与え、「今日は得点シートに自身の名前を載せることはできなかったが、彼はマンUにとって絶え間ない厄介者だった」と、寸評もポジティブな内容となった。

構成●THE DIGEST編集部

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