
敬老の日と「蹴ろう」を掛け、60歳以上のチームで争う「県シルバーカップサッカー大会」が17、18の両日、鹿児島市犬迫町のかごしま健康の森公園であった。87歳を最年長に8チーム160人以上が年齢を感じさせない熱いプレーを見せた。
予選と順位決定戦があり、決勝は鹿児島Bと北薩の顔合わせ。「裏に回って」「打て」など両ベンチから声が飛ぶ中、鹿児島Bが2-0で昨年に続き優勝した。
70歳以上2チームの交流戦もあり、最高齢の折田政昭さん(87)がGKとして出場。相手方が蹴ったボールをしっかり受け止めた。週1回、実戦形式も含め練習している折田さんは「同じ年代の人と触れ合えるのが楽しみ」。1972年の太陽国体は審判として参加しており、「今回はゆっくり観戦したい」と語った。
