【セントライト記念】モレイラ「G1馬になれる可能性がある馬」レーベンスティールが重賞初制覇

9月18日、中山競馬場で行われた菊花賞トライアルG2・セントライト記念は、J.モレイラ騎乗のレーベンスティールが重賞初制覇を飾った。このレースの1〜3着馬には菊花賞(10月22日・京都)への優先出走権が与えられる。

セントライト記念、勝利ジョッキーコメント
1着 レーベンスティール
J.モレイラ騎手
「先週調教に乗せていただいたのですが、その時から能力はあると感じていましたので、今日は自信を持って競馬をしました。とても良い勝ち方で、良い馬だと思います。特別な馬になる可能性は高いと思いますし、G1馬になれる可能性がある馬だと思います」

レース結果、詳細は下記のとおり。

18日、中山競馬場で行われた11R・セントライト記念(G2・3歳オープン・芝2200m)は、J.モレイラ騎乗の2番人気、レーベンスティール(牡3・美浦・田中博康)が快勝した。1.3/4馬身差の2着に1番人気のソールオリエンス(牡3・美浦・手塚貴久)、3着に3番人気のシャザーン(牡3・栗東・友道康夫)が入った。勝ちタイムは2:11.4(良)。

人気に2頭の一騎打ち

J.モレイラ騎乗の2番人気、レーベンスティールが嬉しい重賞初制覇を飾った。道中は馬なりでレースの流れに乗っていき中団インへ。終始ロスのない運びで絶好の形で進出。いつでも抜け出せる手応えで直線入口から上手く外へ持ち出すと、そこから鮮やかに抜け出していき、2着に1.3/4馬身差をつける完勝だった。断然の1番人気に支持されたソールオリエンスは後方から差し脚を伸ばしたものの、直線入口では時すでに遅く2着まで。新馬戦での1、2着馬が入れ替わる形となり、レーベンスティールがここでリベンジを果たした。

レーベンスティール 6戦3勝
(牡3・美浦・田中博康)
父:リアルスティール
母:トウカイライフ
母父:トウカイテイオー
馬主:キャロットファーム
生産者:広富牧場

【全着順】
1着 レーベンスティール J.モレイラ
2着 ソールオリエンス 横山武史
3着 シャザーン 岩田望来
4着 セブンマジシャン 西村淳也
5着 キングズレイン C.ルメール
6着 ウインオーディン 三浦皇成
7着 シルトホルン 大野拓弥
8着 ドゥラエレーデ 坂井瑠星
9着 アームブランシュ 吉田豊
10着 ウィズユアドリーム 松山弘平
11着 シルバープリペット 嶋田純次
12着 コレオグラファー 菅原明良
13着 ウイニングライブ 丸山元気
14着 グリューネグリーン 田辺裕信
15着 コスモサガルマータ 松岡正海

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