
現地時間9月17日に開催されたプレミアリーグ第5節で、日本代表の冨安健洋が所属するアーセナルはエバートンと対戦した。
アーセナルは圧倒的にゲームを支配するが、なかなか得点を奪えない。それでも69分に均衡を破る。細かいパスで右サイドを崩すと、ブカヨ・サカの折り返しをレアンドロ・トロサールがダイレクト合わせてネットを揺らした。この1点を守り切り、1-0で勝利を飾った。
開幕から負けなしを維持したアーセナル。この試合では、これまで開幕からゴールマウスを守ってきたイングランド代表GKアーロン・ラムズデイルがベンチスタートとなり、この夏にブレントフォードから獲得したスペイン代表GKダビド・ラジャが起用されたことが注目を集めた。
これについて試合後、ミケル・アルテタ監督が理由を説明。「ファビオ・ヴィエイラが先発出場して、ガブリエウ・ジェズスが途中出場したのと同じ理由だ。なぜジェズスが先発出場しなかったのかという質問は受けていないが」と訴えた。
「彼(G・ジェズス)は私を含めたチームの誰よりもトロフィーを獲得してきた。私はガブリエウと同様のリアクションをアーロンにも求めている。それはカイ・ハバーツやトミヤスも同じだ。我々は11人でプレーしているんだ」
また続けて、「私はここにいる選手たちが持つ質を認めているし、彼らの強みを最大限に発揮できるように努めている。特定のことをするための試合もあれば、別のことをしなければならない試合もある。ただそれだけだ」としている。
アーセナルは20日にチャンピオンズリーグ初戦でPSV、24日にはリーグ戦でトッテナムと重要な試合を控える。果たしてどちらのGKが起用されるのか注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部