ラグビーW杯日本代表、神戸の山中亮平を追加招集

山中亮平

 日本ラグビー協会は18日、ワールドカップ(W杯)フランス大会の1次リーグ・イングランド戦で負傷したFBセミシ・マシレワ(花園近鉄ライナーズ)が日本代表を離脱し、山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)を追加招集したと発表した。山中は18日から合流する。

 山中は大阪市出身。大阪・東海大仰星高-早大を経て2011年、神戸製鋼に入部。SOからFBに転向した18年、18大会ぶりの日本選手権優勝を成し遂げ、19年のW杯日本大会では日本の初の8強入りに貢献した。

 今大会も代表選出が有力視されていたが、まさかの落選となり、交流サイト(SNS)で「このまま諦めるのは性に合わないので、2027年のワールドカップを目指します。年齢とかそんなん関係ない。できるできへんじゃなくてやるかやらんか。ラグビー人生、第3章のスタートです」と宣言していた。

 D組の日本は1次リーグ2戦目で強豪イングランドに12-34で敗れ、1勝1敗の勝ち点5となっている。

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